おもな症状
- 発熱
- 咳
- 咽頭痛
- アレルギー性鼻炎(花粉症)
- 喘息
- 胸痛
- 腹痛
- 背部痛
- 動悸
- 息切れ
- めまい
- 嘔吐
- 食欲不振
- 胸やけ
- 胃もたれ
- 胃痛
- 下痢
- 便秘
高血圧
血圧が高い状態が続くことで血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙·飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。
糖尿病
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
人体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。
血糖が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が表れます。
高脂血症
血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。
高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙·飲酒)過多、運動不足、遺伝などが考えられます。
痛風
血中の尿酸が結晶化し発症する疾患です。多くは足の親指の付け根が腫れ、激しく痛むのが特徴です。尿酸は、体内に存在する「プリン体」から作られますが、食事で摂取されるプリン体も同じように尿酸になります。尿酸は主に尿とともに排泄されますが、尿酸の「産生(つくる)」と「排泄」のバランスが崩れると、尿酸が体内に蓄積してしまいます。溶けきれなくなった尿酸が、体内で針状の結晶になり、足の親指の付け根などにたまって、激しい痛みを引き起こします。
改善が見られないようならば、薬物治療を併用して、健康寿命を延ばすお手伝いをいたします。